英語の会議やオンライン英会話で聞き取れず、とっさに「Pardon?」や「Sorry?」と言ってみる。ところが、相手が同じ説明を同じ速さで繰り返し、もう一度聞き返してよいか迷ってしまう。あなたにも、そんな場面はありませんか。

そんなときは、「もう一度」に「何を、どう言ってほしいか」を一つ足すと、相手も言い直しやすくなります。速いなら「少しゆっくり」、単語だけ抜けたなら「○○の後の単語」、音声が途切れたなら「○○の後が聞こえなかった」と伝えるのです。

この記事では、4つの場面に分けて20フレーズを紹介します。日本語の意味に加えて、相手の返答例と、その後にあなたが言える一言も載せました。まずは次の会話で使いそうな場面から読んでみてください。

なぜ「Pardon?」「Sorry?」だけだと、聞き直しても分からないの?

「Pardon?」も「Sorry?」も、聞き返すときに使える表現です。Pardon? 自体が失礼というわけではありません。Cambridge Dictionaryでも、聞こえなかった発言を丁寧に聞き直す用法が紹介されています。

ただ、これだけでは「全体が聞こえなかった」「一つの単語が分からなかった」「意味を確認したい」のどれなのか、相手には伝わりません。そのため、同じ言葉を同じ速さで繰り返すこともあります。

そこで、聞き返すときは次のどれかを足してみましょう。

  • 言い方を指定する:「もう少しゆっくり」「一つずつ」
  • 範囲を指定する:「最後の部分」「○○の後」
  • 困っている理由を伝える:「声が小さい」「音声が途切れる」
  • 自分の理解を示す:「○○ということですか?」

丁寧に頼みたい場面では、Could you …? を土台にすると組み立てやすくなります。必要に応じて、最初に Sorry、最後に please を添えましょう。言葉だけでなく、落ち着いた声の調子も大切です。

以下の会話は、使い方を示すための例です。相手の返答は一例なので、実際には聞こえた内容に合わせて返してください。

場面① 音が速い・全体が聞き取れなかったときの5フレーズ

もう一度聞けば分かりそうなのか、速さや説明の仕方を変えてほしいのか。そこまで伝えられると、聞き直しが次の理解につながります。

01. Sorry, could you say that again?

意味:すみません、もう一度言っていただけますか?

周りの音や一瞬の聞き逃しで、発言全体をもう一度聞きたいときに。Pardon? より具体的なお願いの形ですが、速さを変えてほしい場合は次の02を使いましょう。

あなた: Sorry, could you say that again?ソーリー、クッド ユー セイ ザット アゲン
すみません、もう一度言っていただけますか?
相手: Sure. We need to leave at six.シュア。ウィー ニード トゥー リーヴ アット シックス
もちろんです。6時に出発する必要があります。
次の一言: At six. Got it, thanks.アット シックス。ガット イット、サンクス
6時ですね。分かりました、ありがとうございます。

02. Could you say that a little more slowly, please?

意味:もう少しゆっくり言っていただけますか?

単語は知っていそうなのに、速さについていけないときの頼み方です。「もう一度」だけで終わらせず、a little more slowly で調整してほしい点を伝えます。

あなた: Could you say that a little more slowly, please?クッド ユー セイ ザット ア リトル モア スロウリー、プリーズ
もう少しゆっくり言っていただけますか?
相手: Of course. The meeting starts at ten thirty.オヴ コース。ザ ミーティング スターツ アット テン サーティー
もちろんです。会議は10時30分に始まります。
次の一言: Ten thirty. Thank you.テン サーティー。サンキュー
10時30分ですね。ありがとうございます。

03. Could you give me one step at a time, please?

意味:手順を一つずつ教えていただけますか?

画面操作や仕事の手順を続けて説明され、途中から追いつけなくなったときに。速さを落とすだけでなく、説明を一つずつ区切ってもらえます。

あなた: Could you give me one step at a time, please?クッド ユー ギヴ ミー ワン ステップ アット ア タイム、プリーズ
手順を一つずつ教えていただけますか?
相手: Sure. First, open the file.シュア。ファースト、オウプン ザ ファイル
もちろんです。まず、そのファイルを開いてください。
次の一言: Okay, I’ve opened it. What’s next?オウケイ、アイヴ オウプンド イット。ワッツ ネクスト
はい、開きました。次は何をすればいいですか?

04. Could you put that another way?

意味:別の言い方で説明していただけますか?

繰り返してもらっても、説明全体の意味がつかめないときに使えます。これは「ゆっくり」ではなく「言葉や説明の仕方を変えてほしい」というお願いです。

あなた: Could you put that another way?クッド ユー プット ザット アナザー ウェイ
別の言い方で説明していただけますか?
相手: I mean, we need to finish it before lunch.アイ ミーン、ウィー ニード トゥー フィニッシュ イット ビフォー ランチ
つまり、お昼までに終わらせる必要があるということです。
次の一言: Oh, I see. I’ll work on it now.オウ、アイ スィー。アイル ワーク オン イット ナウ
ああ、なるほど。今から取りかかります。

05. Could you go over the last point again?

意味:最後の点をもう一度説明していただけますか?

前半は分かったけれど、最後の説明だけ追いつけなかったときに。go over は、ここでは内容をもう一度確認・説明する意味です。全体を繰り返してもらわずに済みます。

あなた: Could you go over the last point again?クッド ユー ゴウ オウヴァー ザ ラスト ポイント アゲン
最後の点をもう一度説明していただけますか?
相手: Yes. Please send the file to everyone on the team.イェス。プリーズ センド ザ ファイル トゥー エヴリワン オン ザ ティーム
はい。チーム全員にファイルを送ってください。
次の一言: Everyone on the team. Okay, I’ll do that.エヴリワン オン ザ ティーム。オウケイ、アイル ドゥー ザット
チーム全員ですね。分かりました、そうします。

場面② 特定の単語・箇所だけ分からなかったときの5フレーズ

一部分だけ分からなかったなら、聞こえた言葉を手がかりに、確認したい場所を絞るのがおすすめです。「音が聞き取れない」のか「言葉の意味が分からない」のかによっても、質問は変わります。

06. Sorry, what did you say after “send”?

意味:すみません、send の後は何とおっしゃいましたか?

文の一か所だけ聞き取れなかったときに。引用する単語を、あなたが聞き取れた言葉に置き換えます。相手にどこから言い直してほしいかが伝わります。

あなた: Sorry, what did you say after “send”?ソーリー、ワット ディド ユー セイ アフター センド
すみません、send の後は何とおっしゃいましたか?
相手: “The invoice.” Please send the invoice today.ジ インヴォイス。プリーズ センド ジ インヴォイス トゥデイ
「請求書」です。今日、請求書を送ってください。
次の一言: The invoice. Got it.ジ インヴォイス。ガット イット
請求書ですね。分かりました。

07. What does “draft” mean here?

意味:ここでの draft は、どういう意味ですか?

単語の音は聞き取れたものの、意味が分からないときに。here を添えると、「この文脈ではどんな意味ですか?」と尋ねられます。単語だけ繰り返してもらっても解決しない場面に向いています。

あなた: What does “draft” mean here?ワット ダズ ドラフト ミーン ヒア
ここでの draft は、どういう意味ですか?
相手: An early version. It doesn’t have to be perfect yet.アン アーリー ヴァージョン。イット ダズント ハフ トゥー ビー パーフェクト イェット
初期の原稿という意味です。まだ完璧でなくても大丈夫です。
次の一言: I see. I’ll send you the first version.アイ スィー。アイル センド ユー ザ ファースト ヴァージョン
なるほど。最初の原稿をお送りします。

08. Could you spell that, please?

意味:つづりを教えていただけますか?

人名や会社名など、音だけでは特定できない言葉に使えます。直前に複数の名前が出た場合は、確認したい名前を先に示すと伝わりやすくなります。

あなた: Could you spell that, please?クッド ユー スペル ザット、プリーズ
つづりを教えていただけますか?
相手: Sure. It’s Ellis. E-L-L-I-S.シュア。イッツ エリス。イー エル エル アイ エス
もちろんです。Ellis です。E-L-L-I-S。
次の一言: E-L-L-I-S. Thank you.イー エル エル アイ エス。サンキュー
E-L-L-I-S ですね。ありがとうございます。

09. Did you say fifteen or fifty?

意味:15と50の、どちらとおっしゃいましたか?

数字など、候補が二つに絞れているときに。自分で候補を示せば、相手も答えやすくなります。大事な金額や数量は、分かったつもりで進めず確認しましょう。

あなた: Did you say fifteen or fifty?ディド ユー セイ フィフティーン オア フィフティー
15と50の、どちらとおっしゃいましたか?
相手: Fifty. Five-zero.フィフティー。ファイヴ ズィーロウ
50です。5、0です。
次の一言: Fifty copies. Understood.フィフティー カピーズ。アンダーストゥッド
50部ですね。分かりました。

10. Sorry, what time did you say?

意味:すみません、何時とおっしゃいましたか?

集合や開始の時刻だけ抜けたときに。会話全体を聞き直さず、必要な情報に絞れます。時差がある会議では、時刻に加えてタイムゾーンも確認しましょう。

あなた: Sorry, what time did you say?ソーリー、ワット タイム ディド ユー セイ
すみません、何時とおっしゃいましたか?
相手: Two thirty, Japan time.トゥー サーティー、ジャパン タイム
日本時間の2時30分です。
次の一言: Two thirty, Japan time. I’ll be there.トゥー サーティー、ジャパン タイム。アイル ビー ゼア
日本時間の2時30分ですね。参加します。

空港の案内窓口で、聞き取れなかった内容をもう一度確認する場面
空港の案内窓口で、聞き取れなかった内容をもう一度確認する場面。

場面③ 会議・電話・オンライン英会話で音声が遠い/途切れたときの5フレーズ

声の小ささや通信の問題なら、その状態を先に伝えましょう。相手が説明を難しくしているとは限りません。自分の音量設定や接続状況も確認しながら、聞こえる方法を一緒に探します。

11. I can’t hear you very well. Could you speak up a little?

意味:声がよく聞こえません。もう少し大きな声で話していただけますか?

声が小さい、または遠いときに。speak up は、この文脈では「声を大きくする」という意味です。話す速さを落としてほしいときの more slowly とは分けて使いましょう。

あなた: I can’t hear you very well. Could you speak up a little?アイ キャント ヒア ユー ヴェリー ウェル。クッド ユー スピーク アップ ア リトル
声がよく聞こえません。もう少し大きな声で話していただけますか?
相手: Sure. Is this better?シュア。イズ ディス ベター
はい。これで聞こえやすくなりましたか?
次の一言: Yes, I can hear you now. Thanks.イェス、アイ キャン ヒア ユー ナウ。サンクス
はい、今は聞こえます。ありがとうございます。

12. You’re breaking up. Could you say that again?

意味:音声が途切れています。もう一度言っていただけますか?

電話やオンライン通話で、声が断続的に聞こえるときに使えます。「内容を理解できない」のではなく、音声の問題だと知らせられます。

あなた: You’re breaking up. Could you say that again?ユア ブレイキング アップ。クッド ユー セイ ザット アゲン
音声が途切れています。もう一度言っていただけますか?
相手: Sorry. I said, “Let’s start with page ten.”ソーリー。アイ セッド、レッツ スタート ウィズ ペイジ テン
すみません。「10ページから始めましょう」と言いました。
次の一言: Page ten. Okay, I’m ready.ペイジ テン。オウケイ、アイム レディ
10ページですね。はい、準備できました。

13. Sorry, you cut out after “next week”. Could you repeat the rest?

意味:すみません、next week の後で音声が途切れました。その後をもう一度言っていただけますか?

どこまで聞こえたか分かっているときに。cut out は音などが止まることを表します。長めの表現ですが、「聞こえたところまで」を伝えるので、続きだけ言い直してもらえます。

あなた: Sorry, you cut out after “next week”. Could you repeat the rest?ソーリー、ユー カット アウト アフター ネクスト ウィーク。クッド ユー リピート ザ レスト
すみません、next week の後で音声が途切れました。その後をもう一度言っていただけますか?
相手: I said, “Next week, we’ll meet on Thursday instead.”アイ セッド、ネクスト ウィーク、ウィール ミート オン サーズデイ インステッド
「来週は、代わりに木曜日に会いましょう」と言いました。
次の一言: Thursday instead. Got it, thanks.サーズデイ インステッド。ガット イット、サンクス
代わりに木曜日ですね。分かりました、ありがとうございます。

14. Sorry, I heard two people speaking at once. Could you say that again?

意味:すみません、お二人の声が重なって聞こえました。もう一度言っていただけますか?

複数人の会議で発言が重なったときに。声の大きさではなく「同時に話していて聞き取れなかった」と説明できます。誰の発言を聞きたいか迷う場面では、相手の名前を添えて呼びかけましょう。

あなた: Sorry, I heard two people speaking at once. Could you say that again?ソーリー、アイ ハード トゥー ピープル スピーキング アット ワンス。クッド ユー セイ ザット アゲン
すみません、お二人の声が重なって聞こえました。もう一度言っていただけますか?
相手: Sure. I was asking who will take notes.シュア。アイ ワズ アスキング フー ウィル テイク ノウツ
はい。誰がメモを取るか聞いていました。
次の一言: I can take notes today.アイ キャン テイク ノウツ トゥデイ
今日は私がメモを取れます。

15. Could you type that in the chat, please?

意味:それをチャットに入力していただけますか?

音声で何度聞いても分からない単語や、正確に残したい名前・数字に。チャット機能のあるオンライン会議やレッスン向けの表現です。通常の電話では、相手と使える連絡手段を相談しましょう。

あなた: Could you type that in the chat, please?クッド ユー タイプ ザット イン ザ チャット、プリーズ
それをチャットに入力していただけますか?
相手: Sure. I’ve put the website address in the chat.シュア。アイヴ プット ザ ウェブサイト アドレス イン ザ チャット
もちろんです。ウェブサイトのアドレスをチャットに入れました。
次の一言: I can see it now. Thank you.アイ キャン スィー イット ナウ。サンキュー
今、確認できました。ありがとうございます。

場面④ 自分の理解が合っているか確認したいときの5フレーズ

言葉は聞こえたけれど、「つまり何をすればよいのか」が曖昧なこともあります。この場面では、分かった内容を短く言って、相手に確かめると、認識のずれに気づきやすくなります。

16. Do you mean the blue folder?

意味:青いフォルダーのことですか?

相手が指している物や内容を確かめたいときに。the blue folder の部分を、自分が思い浮かべたものに置き換えます。相手が No と答えたら、何を指しているか教えてもらいましょう。

あなた: Do you mean the blue folder?ドゥー ユー ミーン ザ ブルー フォウルダー
青いフォルダーのことですか?
相手: No, the green one next to it.ノウ、ザ グリーン ワン ネクスト トゥー イット
いいえ、その隣の緑のものです。
次の一言: The green one. Okay, I’ve found it.ザ グリーン ワン。オウケイ、アイヴ ファウンド イット
緑のものですね。はい、見つかりました。

17. So, we’re meeting online tomorrow. Is that right?

意味:では、明日はオンラインで会うということで合っていますか?

会話の要点を、自分の言葉で確認するときに。So, … Is that right? の間に、確認したい内容を入れます。会議の最後や、予定が変更になった後にも使いやすい形です。

あなた: So, we’re meeting online tomorrow. Is that right?ソウ、ウィア ミーティング オンライン トゥモロウ。イズ ザット ライト
では、明日はオンラインで会うということで合っていますか?
相手: Yes, that’s right. I’ll send you the link.イェス、ザッツ ライト。アイル センド ユー ザ リンク
はい、そのとおりです。リンクを送ります。
次の一言: Great. I’ll look out for it.グレイト。アイル ルック アウト フォー イット
分かりました。届くのを確認します。

18. Just to check, should I send it to you first?

意味:確認ですが、まずあなたに送ればよいですか?

次に自分がする行動を確かめたいときに。Just to check で「念のための確認です」と前置きし、should I …? で、自分がそうすべきかを尋ねます。

あなた: Just to check, should I send it to you first?ジャスト トゥー チェック、シュッド アイ センド イット トゥー ユー ファースト
確認ですが、まずあなたに送ればよいですか?
相手: Yes. I’ll check it before we share it with the team.イェス。アイル チェック イット ビフォー ウィー シェア イット ウィズ ザ ティーム
はい。チームに共有する前に私が確認します。
次の一言: Okay, I’ll send it to you this afternoon.オウケイ、アイル センド イット トゥー ユー ディス アフタヌーン
分かりました。今日の午後にお送りします。

19. When you say “by Friday”, do you mean before Friday’s meeting?

意味:「金曜日まで」というのは、金曜日の会議の前という意味ですか?

単語の意味は分かるけれど、具体的な範囲が曖昧なときに。When you say … で相手の表現を取り上げ、自分が考えた解釈を示します。by Friday だけで、締め切りの時刻まで決めつけないことが大切です。

あなた: When you say “by Friday”, do you mean before Friday’s meeting?ウェン ユー セイ バイ フライデイ、ドゥー ユー ミーン ビフォー フライデイズ ミーティング
「金曜日まで」というのは、金曜日の会議の前という意味ですか?
相手: No, by five p.m. on Friday is fine.ノウ、バイ ファイヴ ピーエム オン フライデイ イズ ファイン
いいえ、金曜日の午後5時までで大丈夫です。
次の一言: Friday at five p.m. Understood.フライデイ アット ファイヴ ピーエム。アンダーストゥッド
金曜日の午後5時ですね。分かりました。

20. Have I understood correctly that we only need the first page?

意味:必要なのは1ページ目だけ、という理解で合っていますか?

少し改まった場面で、理解した内容をきちんと確認したいときに。Have I understood correctly that …? の後に文を続けます。長く感じる場合は、まず17の Is that right? を使えるようにするとよいでしょう。

あなた: Have I understood correctly that we only need the first page?ハヴ アイ アンダーストゥッド コレクトリー ザット ウィー オウンリー ニード ザ ファースト ペイジ
必要なのは1ページ目だけ、という理解で合っていますか?
相手: Yes. We don’t need the rest for today’s meeting.イェス。ウィー ドウント ニード ザ レスト フォー トゥデイズ ミーティング
はい。今日の会議では残りのページは必要ありません。
次の一言: Okay, I’ll prepare just the first page.オウケイ、アイル プリペア ジャスト ザ ファースト ペイジ
分かりました。1ページ目だけ準備します。

何度聞き返しても分からないときは?

同じフレーズを繰り返す前に、「何が分からないままなのか」を見直してみましょう。速さが問題なら02、一つの単語なら06や07、音声なら11〜15、意図が曖昧なら16〜20が使えます。

聞こえたふりをして会話を進めると、予定や作業の認識がずれたままになることもあります。特に、金額・日時・締め切り・次の行動は、聞こえた内容を短く言い返して確認しておきましょう。

会議の進行中に長い説明が必要になりそうなら、チャットで補ってもらうなど、やり取りの方法を相談することもできます。一度の聞き返しで解決しなくても、あなたの英語力だけが原因だと考える必要はありません。

聞こえた部分を使って、相手の話の要点を確認する会話
聞こえた部分を使って、相手の話の要点を確認する会話。

実践ワーク:5分で「次の会話に使う一言」を準備しよう

読むだけでは、とっさに出てこないこともあります。今日は20個を暗記する代わりに、あなたが使いそうな一つを、会話の流れで練習しましょう。

  1. 0〜1分:場面を一つ決める。 「明日の会議で、締め切りを聞き逃したら」など、実際にありそうな場面を選びます。
  2. 1〜2分:フレーズを一つ選び、自分の言葉に置き換える。 たとえば19の Friday を、自分が確認したい曜日に変えます。
  3. 2〜3分:相手の返答と、次の一言も書く。 「聞き返して終わり」にせず、分かった内容を言い返すところまで用意します。
  4. 3〜4分:3つの発言を声に出す。 あなたの質問、相手の返答、あなたの次の一言を、一人二役で2回読んでみましょう。
  5. 4〜5分:英文を隠し、場面だけを見て言ってみる。 詰まったら見直して、最後にもう一度。次の会話で使う一言をノートに残します。

たとえば、会議の時刻を確認するなら、こんな流れです。

聞き返す: Sorry, what time did you say?ソーリー、ワット タイム ディド ユー セイ
すみません、何時とおっしゃいましたか?
相手の返答: Three p.m., Japan time.
日本時間の午後3時です。
次の一言: Three p.m., Japan time. Got it, thanks.
日本時間の午後3時ですね。分かりました、ありがとうございます。

ここでの目標は、すべてを完璧に言えることではありません。困った場面から一つのフレーズを選び、確認して会話に戻るところまで、声に出して準備しておきましょう。

参考にした英語表現・用法

会話例と日本語訳は、この記事の場面に合わせて作成しています。

まとめ:聞き返しは「何を、どうしてほしいか」を足そう

Pardon? や Sorry? に加えて、速さ・分からなかった場所・音声の状態・自分の理解を伝えると、相手が言い直す手がかりになります。

POINTS AT A GLANCE困った理由から、聞き返し方を選ぼう

01

速い・全体が聞けない

言い方を変えてもらう
Could you say that a little more slowly, please?クッド ユー セイ ザット ア リトル モア スロウリー、プリーズ

02

一つの単語が分からない

分からない場所を示す
Sorry, what did you say after “send”?ソーリー、ワット ディド ユー セイ アフター センド

03

音声が遠い・途切れる

聞こえ方を伝える
You’re breaking up. Could you say that again?ユア ブレイキング アップ。クッド ユー セイ ザット アゲン

04

理解・意図を確かめたい

自分の解釈を伝える
So, we’re meeting online tomorrow. Is that right?ソウ、ウィア ミーティング オンライン トゥモロウ。イズ ザット ライト

聞き返す → 相手の返答を聞く → 分かった内容を短く言い返す。
一つ確認できたら、会話の続きに戻りましょう。

  • 速い・全体が聞けない → もう少しゆっくり、一つずつ説明してもらう。
  • 単語・一部だけ分からない → 分からなかった場所や、候補を具体的に示す。
  • 音声が遠い・途切れる → 聞こえ方を伝え、声量やチャットなどを相談する。
  • 理解・意図を確かめたい → 自分の理解を言って、合っているか確認する。

聞き返した後は、相手の答えに合わせて、時刻や単語、次の行動を短く言い返すと確認になります。まずは今日選んだ一つを、次の会話で使ってみてください。

大人の英語スクール · ライブ授業

知っている英語を、
使える英語へ。

聞き返す準備とあわせて、自分に合う英語の学び方も考えてみませんか。大人の英語スクールのライブ授業では、これからの学習を見直す視点を紹介しています。

最新の日程・参加方法は、案内ページから公式LINEでご確認ください。

ライブ授業の内容・日程を見る